「Windows 11」にできないPCをChromebook化する

2021年末に「Windows 11」が公開されることが、マイクロソフトから発表されましたが、古いパソコンではインストールができません。Windows10のサポートが終了する2025年には安心して使えないパソコンが大量にできてしまいます。最近安価で販売されているChromebook(※Google の Chrome OS を搭載したコンピューターのことです。)が話題ですが、「Windows 11」に対応できないパソコンを廃棄するのも忍び難いと思った時は「Windows 11」にできないPCをChromebook化してみてはどうでしょうか。
但し、Windowsパソコンとして使用していた端末では、そのままChrome OSをインストールできないので、Cloud Ready というOSをインストールします。Chrome OS と同様にChromium OS をベースに開発されたOSです。

Chrome OSとCloud Readyの違い

Chrome OSCloud Ready
ベースChromium OSChromium OS
開発元GoogleNeverware
価格無料無料(HOMEエディションのみ)
対応機種Googleが認証した端末メモリ2GB、ストレージ16GB以上の全てのPC
OSアップデート期間端末の発売から5〜8年開発元が対応する限り
crostini Linux
(対応端末のみ)

(基本的に全端末)
Googe Playストア
(対応端末のみ)
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Windows端末にCloud Readyを入れてChromebook化するメリット・デメリット

メリットデメリット
・端末の選べる幅が増える
・低スペック端末でもある程度軽快に動く
・Windowsとは違う見た目のOSを楽しめる
・Windowsのサポート切れ端末でも最新のセキュリティで使える
・これまで使っていたWindowsアプリが使えなくなる
・Google Playストアが使えない
・すべての機能がきちんと使えるとは限らない
・OSのサポートがいつまで続くかわからない