RAMとROMの違い

パソコンやスマートフォンを購入するとき、その商品の詳細を示すスペック(仕様書)が表示されています。しかし専門用語がたくさん並んでいるので「何のことだかさっぱり分からない」という方が多いです。覚えておきたいのは下記の3つの言葉です。

RAMとROMの違い
  • CPU=作業する人の頭脳
  • RAM=作業するときの机の広さ
  • ROM=収納スペース(書庫)の大きさ

※クロック周波数は「作業する人の仕事の速さ」コア数は「作業人数」です。

WindowsOS(システム)がプログラム(アプリ)を実行するとき、アプリがROMやSDカードからデータを呼び出してRAM上に一時的に置いて作業を行います。「書棚から本を取り出して机に広げて作業する」イメージです。

RAMとROMの違い

間違いやすいのがRAMとROMの違いです。
RAM(ラム)は「Random Access Memory|ランダムアクセスメモリー)の略です。
ランダムに自由に読み書きができるメモリーのことです。この能力が高いと一度にたくさんのアプリをストレスなく開くことができ、作業効率も上がります。
「机の広さ」と考えてください。机が広ければ一度に色々な作業ができます。
仕事が終わったら資料は書棚に戻して机をきれいにしておきます。
一般家庭で使うパソコンに搭載されていRAMは、4GB~16GB程です。

ROM(ロム)は「Read Only Memory|リードオンリーメモリー」の略です。
書き込み不可で読み出しのみ可能なメモリーのことです。電源を切っても書き込まれているデータが消えることはありません。
日本では、データを保存するストレージの容量を「ROM ○GB」として表記する慣習がありますが、海外では「Internal Memory Storage|内部メモリーストレージ)」と表記されています。
一般家庭で使うパソコンに搭載されていROMは、128GB〜2TB程です。