画像編集の講習に役立つ
デジカメで撮った写真(画像)をパソコンに保存して整理したり、編集や公開をする講習に役立つ、便利なサイトや無料で利用できるソフトをご紹介します。パソコンインストラクターとして壇上に立ったときに、とても役立ちます。
画像編集ができるドロー系のフリーソフト
オープンソースで開発されているドローソフトです。デジカメ写真や画像を取り込み、ベジェ曲線による描画によってイラストを作成したり、グラフや活字を利用した誌面デザインなどの作成をすることができます。海外製のフリーソフトですが、日本語に対応しています。ベジェツール、レイヤー機能、パスによるオブジェクトの統合・差分・連結・分割、線形・放射線グラデーション、矩形、フリーハンド曲線など、無料とは思えない豊富な機能を備えています。
■LINEスタンプ作成講座
■教えるテキストで学習
■LINEスタンプ作成サンプル
■ベジェの練習ツール
■Inkscapeで入稿データを作成
■Inkscapeで入稿データ(名刺)を作成
■入稿データのテンプレート
■ディスカス
ディスカスとは、図形ツールやベジェ曲線を使ってイラストを作成できるドロー系の無料ソフトです。
■Cacoo|カクー|
ブラウザー上で利用できる、ドロー系のアプリケーションです。Webサイトのデザイン、社内のネットワーク図、オフィスのレイアウト図などを作成可能なドローツールを、全て無料で利用することができます。
画像編集ができるペイント系のフリーソフト
オープンソースで開発されているグラフィックソフトです。海外製のフリーソフトですが日本語に対応しています。レイヤー機能、パス、マスク、グラデーション、色調整(正規化、ホワイトバランス、コントラスト伸長など)フィルタ(ぼかし、強調、変形、ノイズ、合成、マップ、下塗り)など豊富な機能を備えています。
フリーで使える高機能フォトレタッチソフトです。非常に容量が軽く、軽快に起動します。フィルタも豊富で、フォトレタッチソフトに必要な機能はレイヤー機能を除いてほぼ全て揃っています。
■Photofiltreの使い方
■Photofiltreパレットの使い方
デジカメ画像の加工・編集ができるフォトレタッチソフトです。フリーソフトにもかかわらず、明るさ/コントラスト調整、ガンマ補正、フェードイン/フェードアウト、セピア、モノクロ、モザイクなどの補正・効果を画像に施すことができます。また、画像の回転、リサイズ、切り抜きにも対応し、アンドゥ(元に戻す)は16回まで行うことができます。
Googleフォトは、Googleが提供するクラウドストレージサービスです。インターネットに接続することで、パソコン(Windows、Mac)だけでなく、スマートフォンやタブレット(Android、iOS)など、どの端末からもアクセスできます。アップロードの設定で[高品質]を選択すると、1,600万画素以下の写真と1,080p以下の動画なら容量無制限で保存できます。
■Photoshop Express|フォトショップエクスプレス|
写真の基本的な加工を行うことができるもので、トリミングや回転、赤目補正、露出のワンタッチ補正のほか、露出やコントラスト、彩度などをスライダーで調整することができます。また「Looks」という加工用フィルターは15種類を無料で利用できます。
■AzPainter|エーゼットペインター|
レイヤーやマスク処理に対応するペイントソフトです。
■FotoSketcher|フォトスケッチャー|
プリセットされたスタイルを適用するだけで写真を加工することができるレタッチソフト(無料)です。加工したい画像ファイルを読み込み、任意のスタイルを適用するだけで、鉛筆画やインク画、水彩画、油絵、古い写真など、20以上のスタイルに加工することができます。
■水墨画作成ボード 青龍
マウスだけで水墨画風の絵を描けるペイントソフトです。
■Perfect365
顔からシミやシワ、ニキビやクマなどを削除したり、顔の輪郭や眉、鼻などを加工して美人化できるフォトレタッチツールです。
画像編集の講習に役立つ練習用素材
素材を作るときに役立つフリーソフト
■pictcutter|ピクトカッター|
画像をトリミングして、指定した任意のサイズへ手軽にトリミングと縮小ができるフリーソフトです。トリミングや縮小を行う場合は、加工したい画像をウィンドウへドラッグ&ドロップし、マウスドラッグでトリミング枠位置を調整します。トリミング後の画像はプレビュー画面で確認でき、画像の回転や反転といった加工機能や保存時の画質調整機能も備えています。
■写真屋さんのデジタルトリマー
指定した印刷用紙のサイズに合わせて画像をトリミングできるソフトです。
■輪郭抽出器
写真を輪郭線だけの画像に変換できるソフトです。塗り絵の下絵を作る際や、イラストを描くときの参考に利用できます。
■文字絵
画像ファイルを開き、ボタンを押すだけで、文字絵を生成することができます。
■アイコン作成 IcoFXv1.6
自由に拡縮できる特大サイズのアイコンも作成可能。初期状態はメニューなどが英語表示されていますが、[Option]-[Language]メニューから[Japanese]を選択することで日本語化できます。
■かんたん透過くん
画像ファイルをドラッグ&ドロップ後、透過色を指定したい色がある部分をクリックし、名前を付けて保存すると、透過GIFとして出力されます。
■手軽に透明png
画像ファイルをドラッグ&ドロップ後、透過色を指定したい色がある部分をクリックし、名前を付けて保存すると、透過PNGとして出力されます。
■角丸君
画像の角を丸くする、ただそれだけでなのですが、以外と重宝します。保存はBMP/JPG/GIF/PNG/TIFF形式に対応。
■LogoShader
透明感のあるアクア風や金属、プラスチック、陶器といった特殊な質感のロゴを作れる立体ロゴ作成ソフトです。
■ボタン工房
Webページなどで使われるボタン画像を作るためのフリーソフトです。
マウスオーバー/クリックなどの操作で色や形状が変化するロールオーバーボタンをまとめて作ることもできます。
■AquaMaker|アクアマーカー|
透明感のある「アクアボタン」を簡単に作成できるソフトです。
■cropper
画像を切り抜いて、240x240pixelの正方形にすることができます。
mixiに写真をアップする時などファイルサイズの最適化に役立ちます。
■VIX|ヴィックス|
パソコンに取り込んだ画像を、好みの大きさに切り取りすることができます。
■女子のネット活用法
画像加工ジェネレーターや似顔絵作成ツールなど、ユニークなジェネレーター(自動的に生成するプログラム)が多数紹介されています。
■ImageConverter
BitMap、PNG、JPEGなどの画像を相互変換することができます。
■縮小専用
ウィンドウに画像をドラッグ&ドロップするだけで、指定したピクセルサイズに縮小できるソフトです。
■縮小革命
縮小革命とは、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、指定のサイズに画像を縮小することができるフリーソフトです。縮小革命は、縮小だけでなく、フィルターの加工や回転、Exif情報の削除、著作権表記の追加など、さまざまな処理を行うことができます。
■ぴっこんなっ!
画像縮小ソフト「ぴっこんなっ!」は、ドラッグ&ドロップするたけで画像を縮小できる、USBメモリー上から動作可能なフリーソフトです。縮小後の画像がサムネイル形式で一覧表示されるので、加工後の画像を簡単に利用できます。
■Multisize Resizer
Multisize Resizerは、画像をさまざまなサイズへ縮小したいときに役立つフリーソフトです。
Multisize Resizerを利用すれば、1枚の画像(JPEG/PNG/GIF)を、様々なサイズへ一括で縮小することができます。起動後、縦と横の上限サイズや、トリミングの規則などを指定し、リサイズのパターンを作成します。作成後は、リサイズしたい画像を画面下部へドラッグ&ドロップすれば、作成したパターンに従って画像が生成される仕組みです。このとき、複数の画像をドラッグ&ドロップすると、それぞれの画像を指定のパターンで一括でリサイズすることもできます。
- ※対応する画像形式は入力も出力もJPEG/PNG/GIFの3種類ですが、JPEG画像の拡張子が“jpg”ではなく“jpeg”の場合は正常に読み込めない場合もあります。
- ※動作には「Adobe AIR(無料)」のインストールが必要です。
[[■ブラウザー上で利用できるその他の画像編集アプリ
ロゴ画像を作成するときに役立ちます。
■アニメのロゴタイトルジェネレーター
無料でアニメ風のロゴを作ることができるロゴタイトルジェネレーターの一覧です。
画像をキャプチャーするときに役立つフリーソフト
■QShot
通常、PrintScreenキーでキャプチャーしても、マウスカーソルを表示することができませんが、QShotを使用すると、キャプチャー画像にマウスカーソルを含めることができます。
QShotの使い方
- キャプチャーするときは、タスクトレイに常駐しているQShotのアイコンを左クリックするか、[F6]キーを押します。
- マウスカーソルの位置に応じてキャプチャー領域が自動判定され、緑色の枠が表示されます。
- キャプチャーしたいウィンドウへマウスカーソルを移動し、左クリックします。
- ウィンドウ全体をキャプチャーしたい場合は[Ctrl]キーを押します。
- [Shift]キーを押すと、背面にあるウィンドウを前面へ移動した状態でキャプチャーすることができます。またマウスをドラッグすることで任意の領域を矩形選択してキャプチャーすることもできます。
- キャプチャーした画像は、あらかじめ指定しておいたフォルダーへ、BMP/JPEG/PNG型式のいずれかで自動保存することができます。
■ポイント位置の文字列取得
エラーメッセージやプロパティ情報など、ダイアログボックスに記載された文字は、通常コピーすることができません。このような時に役立つのが「ポイント位置の文字列取得」というフリーソフトです。
ポイント位置の文字列取得の使い方
- 「ポイント位置の文字列取得」ソフトを起動します。
- [開始]ボタンを押します。
- 対象となるダイアログボックス上のテキストの上にマウスポインターを重ねます。
- テキストデータが抽出され、ソフトの画面上に表示されます。
- [Esc]キーを押して取り込みを終了します。
- 抽出されたテキストデータをコピー&ペーストします。
- 「ポイント位置の文字列取得」は、インストール不要で解凍するだけで動作するので、必要な時だけ起動して利用することができます。
■Textify
アプリのボタンやラベルなどに表示されているテキストを選択し、クリップボードへコピーできるツールです。[Textify]を起動後、コピーしたい場所へマウスカーソルを移動し、[Shift]キーを押しながらマウスの中ボタンをクリックします。
■KIOKU|キオク|
タスクトレイ常駐型の画面キャプチャーソフトです。さまざまなキャプチャー方法を1つずつプロファイルとして保存しておき、目的に応じて切り替えながら画面をキャプチャーすることができます。
■Capture STAFF
画面に収まりきらない縦長なWebページも動的にスクロールさせながら一枚の画像として取り込むことができます。マウスのキャプチャーもできる多機能な画面キャプチャーツールです。経験者におすすめです。
■WinShot|ウィンショット|
タスクトレイに常駐し、スクリーンショットを撮りたいときにいつでも実行できるます。またキャプチャーの範囲なども指定でき、保存から印刷までの流れもスムーズです。
■PettyCamera
枠で囲んで[とる]のボタンを押せば完了。撮影したファイルはPettyCamera.exeのあるフォルダー内にScreenShotというフォルダーができて保存されます。
■Capture It!ツールバー
ブラウザーで表示しているページをイメージとして取り込み、JPEGファイルとしてフォルダーに保存することができます。
■Dtcut
のぞき窓に表示されているスクリーンを切り取り、保存、印刷できるキャプチャソフトです。