マイクロソフト月例修正パッチ公開(202012)

日本マイクロソフト株式会社は9日、12月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Microsoft Edge(EdgeHTMLベース)、Office関連のソフトウェア、Exchange Server、SharePoint関連のソフトウェア、Dynamics 365関連のソフトウェア、Visual Studio関連のソフトウェア、Azure関連のソフトウェア、Chakra Coreなど。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Windows(Windows 10、Windows Server 2019/2016)、Microsoft Edge(EdgeHTMLベース)、SharePoint関連のソフトウェア、Exchange Server、Dynamics 365関連のソフトウェア、ChakraCoreとなっている。

 なお、修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで58件。うち最大深刻度が“緊急”のものが9件、含まれている。

2020年 セキュリティ更新プログラム配信スケジュール

日本では時差の関係上、セキュリティ更新プログラムは毎月第2水曜日または第3水曜日に公開されます。

セキュリティ更新プログラム
セキュリティ更新プログラムとは

配信日 ※カッコ内は米国時間
01月15日(水)(2020/01/14)
02月12日(水)(2020/02/11)
03月12日(水)(2020/03/10)
04月15日(水)(2020/04/14)
05月13日(水)(2020/05/12)
06月10日(水)(2020/06/09)
07月15日(水)(2020/07/14)
08月12日(水)(2020/08/11)
09月09日(水)(2020/09/08)
10月14日(水)(2020/10/13)
11月11日(水)(2020/11/10)
12月09日(水)(2020/12/08)