2021.07.08
カテゴリ:Windows10
「Windows 11」にできないPCをChromebook化する
2021年末に「Windows 11」が公開されることが、マイクロソフトから発表されましたが、古いパソコンではインストールができません。Windows10のサポートが終了する2025年には安心して使えないパソコンが大量にできてしまいます。最近安価で販売されているChromebook(※Google の Chrome OS を搭載したコンピューターのことです。)が話題ですが、「Windows 11」に対応できないパソコンを廃棄するのも忍び難いと思った時は「Windows 11」にできないPCをChromebook化してみてはどうでしょうか。
但し、Windowsパソコンとして使用していた端末では、そのままChrome OSをインストールできないので、Cloud Ready というOSをインストールします。Chrome OS と同様にChromium OS をベースに開発されたOSです。
Chrome OSとCloud Readyの違い
Chrome OS | Cloud Ready | |
---|---|---|
ベース | Chromium OS | Chromium OS |
開発元 | Neverware | |
価格 | 無料 | 無料(HOMEエディションのみ) |
対応機種 | Googleが認証した端末 | メモリ2GB、ストレージ16GB以上の全てのPC |
OSアップデート期間 | 端末の発売から5〜8年 | 開発元が対応する限り |
crostini Linux | ◎ (対応端末のみ) | ◎ (基本的に全端末) |
Googe Playストア | ◎ (対応端末のみ) | x |
Windows端末にCloud Readyを入れてChromebook化するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・端末の選べる幅が増える ・低スペック端末でもある程度軽快に動く ・Windowsとは違う見た目のOSを楽しめる ・Windowsのサポート切れ端末でも最新のセキュリティで使える | ・これまで使っていたWindowsアプリが使えなくなる ・Google Playストアが使えない ・すべての機能がきちんと使えるとは限らない ・OSのサポートがいつまで続くかわからない |