v6プラスとは
ここ最近、v6プラスに人気が集まり、IPv6によるインターネット接続サービスを利用する人が増えてきました。その理由は、通信速度が劇的に速くなるからです。
- IPv6 は 「Internet Protocol Version 6」の略称です。
現在主流のインターネットプロトコル「IP Version 4」にかわる次世代のインターネットプロトコルです。
- v6プラスは、日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)が提供するインターネット接続サービスのことで、「IPv6 IPoE +IPv4 over Ipv6」という通信技術を利用したインターネット接続サービスです。
- v6プラスは、NTT東西のひかり電話ルータ(PR-500、RT-500、RS-500、PR-400、RV-440、RT-400、RT-S300、PR-S300、RV-S340の各シリーズ)に対応しています。
- JPNEは、NTT東西のフレッツ網で提供されるIPv6接続サービス「インターネット接続(IPv6 IPoE)」に対応しています。
一般的な「PPPoE」接続の場合、契約しているプロバイダーから割り振られたIDやパスワードを自宅のルーターに設定してインターネットに接続します。
「IPoE」接続の場合、ルーターへの複雑なIDやパスワードの入力が不要です。インターネットの接続に必要な情報を含んだソフトウェアが回線側から自動的にルーターに流れ込んできます。
どうしてv6プラスは速いの?
簡単にいうと空いているからです。従来のフレッツ光は、PPPoEと呼ばれる方式を利用し、家庭内に設置したホームゲートウェイやルーターからフレッツ網を介してプロバイダーの設備に接続していました。
夜間などに回線速度が遅くなる原因は、プロバイダーの設備に多くの接続が集中し、ユーザー1人あたりが利用できる帯域が少なくなるからです。
v6プラスでは、従来のPPPoEによる接続先とは別の接続先が用意されています。
そのため、スムースな通信ができ、劇的に回線速度が速くなります。
IPv6で接続できているか確認する方法
IPv6で接続できているか確認する方法は、外部のIPv6確認サイトを利用します。
例えば、http://test-ipv6.com/へアクセスします。IPv6に対応しているかどうか表示されます。
※ネットワークのプロパティを確認し、IPv6のアドレスが割り当てられているかを確認することもできます。
利用上の注意点
IP電話(050)サービスやSkype、固定IPサービス、一部の通信型ゲームなど、特定のポートを使用するサービスは利用できません。
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